松の司
まつのつかさ松の司は松瀬酒造の代表銘柄で、万延元年(1860年)の創業以来、長い歴史を持つ伝統の味わいです。
瑞々しいスッキリとした味わいで繊細な旨味が溢れ、凛とした品格と懐の深い味わいが特徴です。鈴鹿山系愛知川の地下120メートルの岩盤下を流れる清冽な伏流水を仕込み水に使用し、この良質な水が松の司の清らかな味わいの基盤となっています。
竜王町の契約農家が栽培する高品質な山田錦を全量使用し、長年にわたる二人三脚の栽培技術向上により、兵庫県特A地区に匹敵...
松の司は松瀬酒造の代表銘柄で、万延元年(1860年)の創業以来、長い歴史を持つ伝統の味わいです。
瑞々しいスッキリとした味わいで繊細な旨味が溢れ、凛とした品格と懐の深い味わいが特徴です。鈴鹿山系愛知川の地下120メートルの岩盤下を流れる清冽な伏流水を仕込み水に使用し、この良質な水が松の司の清らかな味わいの基盤となっています。
竜王町の契約農家が栽培する高品質な山田錦を全量使用し、長年にわたる二人三脚の栽培技術向上により、兵庫県特A地区に匹敵する品質を実現しています。全量自社精米により、米の個性を最大限に引き出しています。
伝統的な箱麹法による麹造り、社内保存酵母菌による速醸酒母と生酛酒母の併用、小仕込み(1.2トン以下)による丁寧なモロミ工程、瓶詰貯蔵による低温熟成管理(5度以下)など、手間を惜しまない伝統的な製法を守り続けています。
竜王町の多様な土壌の違いに着目した「土壌別仕込み」シリーズを展開しており、粘土質の土壌で育った米による芳醇でふくらみのある味わいと、砂礫質の山土で育った米による硬質で繊細かつシャープな味わいという、テロワールの違いを表現しています。地域の多様なテロワールを日本酒という形で昇華させた、竜王町の風土を体現する銘柄です。
酒蔵情報
受賞歴
| 年度 | コンテスト | 賞 |
|---|---|---|
| 2023年 | 全国新酒鑑評会 | 金賞 |