北雪酒造は1872年（明治5年）創業、佐渡市赤泊港近くに蔵を構える蔵元で、佐渡の米・水・気候・人という四つの要素への深いコミットメントを掲げています。
南佐渡山系の清冽な湧き水を仕込み水として使用し、化学肥料や農薬を減らした朱鷺認証米を応用することで、食の安全・安心を追求しています。
密閉されたオールステンレスの遠心分離機を用いてもろみの繊細で豊かな味わいをそのまま抽出する上槽技術が特徴で、代表商品「北雪 大吟醸 YK35」は山田錦を35%精米し、穏やかな立香と繊細で深みのある味わい、スッキリとした後口を実現しています。
世界的に著名なシェフ・松久信幸氏の「NOBU」レストランチェーンの独占供給元として国際的な名声を獲得しており、世界約30か所のNOBUレストランで提供される唯一の日本酒として、国際的なセレブリティや日本酒愛好家から絶大な支持を受けています。
「NOBU」ブランドは、当初レストラン専用として開発されましたが、松久シェフの要望により一般市場にも展開され、100%佐渡産五百万石を使用し長期低温発酵で醸される、繊細でフルーティーな味わいと米の旨味のバランスが特徴です。
メロンや花のような新鮮な香り、柔らかな口当たり、酸味や苦味がほとんどないクリーンな味わいは、日本の伝統と世界の味覚を結ぶ架け橋となっており、国際的な日本酒市場における佐渡と新潟の存在感を高めています。