橋平酒造店は寛政2年（1790）に創業した220年以上の歴史を持つ老舗酒蔵で、大崎市古川の中心部、緒絶川沿いの緒絶橋のほとりに位置しています。
主要銘柄「玉の緒」は、緒絶橋を詠んだ古歌に因んで命名されました。他にも歴代の蔵元の名前に因んだ「平之丞」、観光客に人気の吟醸酒「醸室」などの銘柄があります。
昭和60年（1985）から自家醸造を中止し委託醸造に切り替え、平成18年（2006）には歴史ある建物を改装して商業施設「食の蔵 醸室」を開設しました。橋平酒造店のショップがこの施設内で営業し、日本酒の試飲も楽しめます。
古川の中心地で長年にわたり地域の酒文化を支え、現在は歴史的建造物を活用した地域の観光・文化拠点としても親しまれています。