西條は大阪府河内長野市長野町に位置する酒造で、約300年間酒造業を営んでいます。
「天野酒」は室町時代末期から大名に愛されてきた「僧房酒」の一級品で、天野山金剛寺で僧侶によって作られた酒であり、豊臣秀吉も嗜んだとされる大阪の酒造りの歴史のなかで重要な存在です。
西條は江戸時代に一時製造中止となった「天野酒」のブランドを復活させました。
高品質米を使用して高度自家精白し、南部杜氏が手間暇を惜しまず醸造する香り高く醇らかな酒が特徴で、「純米造り」に秀でた蔵元として高い評価を得ています。
自然の米や麹、水だけでじっくりと手間暇かけて旨味を追求し、「古式づくり 僧房酒」は僧房酒を再現した商品で豊かな甘みと酸味が特徴です。
河内長野駅から徒歩5分の場所に直販店舗があり、日本酒のほか酒粕を使った焼きねぎ味噌なども販売しています。