藤岡酒造は明治35年（1902年）10月、初代藤岡栄太郎によって創業されました。平成7年に一旦製造を休止しましたが、五代目藤岡正章が「蒼空」ブランドを立ち上げ、蔵元自らが製造責任者の杜氏として復活させました。
造るお酒は純米酒のみで、一週間にタンク1本分のみを仕込み、低温でゆっくりと発酵させ、昔ながらの袋搾りで丁寧を極める少量生産を行っています。
藤岡酒造の100メートルの井戸は、伏見の酒蔵の中でも東から流れてくる白菊水においては最も上流にある井戸で、質・量とも最高の水を酒造りに使用しています。
蔵主が目指すお酒は、お料理と共に味わう食中酒で、蔵が小さいため流通量が極めて少なく、入手困難なお酒でもあります。イタリア・ベネチア製のスプマンテ用500mlボトルを採用し、美しいデザインにもこだわっています。