Sake Brands
in Hokkaido
Yukiguninodaruma
雪国のだるまは金滴酒造が醸す本醸造酒で、雪だるま形の陶器容器に入った北海道土産としても人気の銘柄です。 北海道産米を70%まで精米し、米・米麹・醸造アルコールで醸造され、アルコール度数は14-15%、日本酒度は+1です。 豊かな旨味とコクを備え、多少甘味を感じさせながらも飲み口がすっきりとしたキレの良い味わいが特徴です。 真綿のように柔らかく、ふわりと浮くように体の中に流れ、仄かに甘い余韻を喉に残す金滴酒造らしい酒質を、300mlの小瓶サイズで気軽に楽しめます。 雪だるまの陶器は飲み終わった後も置物として楽しめる愛らしいデザインで、北海道の冬を象徴する愛嬌のある容器が印象的です。 ピンネシリ山系の伏流水と新十津川町の自然が育んだ、贈り物にも最適な銘柄です。
Kinteki
金滴は金滴酒造の代表銘柄で、「酒の滴が黄金色に輝き、珠玉のように尊いものであってほしい」という願いが込められています。 北海道新十津川町の豊かな自然を活かした地酒で、ピンネシリ山系の伏流水を使用した清冽な軟水が特徴です。 地元新十津川町産の「吟風」や「きたしずく」といった酒造好適米を95%以上使用し、米の特性を活かす独自の技術で醸造されています。 真綿のように柔らかく、ふわりとした口当たりで、ほのかに甘い余韻が残るのが特徴です。 純米吟醸はやや辛口で豊かな旨味とキレの良さが特徴で、さらりとした喉ごしで飲み飽きせず様々な料理と合わせやすい万能な食中酒です。 北海道の米、水、人にこだわって造られた、地域に根ざした日本酒として新十津川町の開拓精神の象徴となっています。
Shintotsukawa
新十津川は金滴酒造が醸す特別純米酒で、新十津川の米・水・人を活かした酒造りの理念を最も直接的に表現した銘柄です。 新十津川産酒造好適米「吟風」を100%使用し、精米歩合55%まで磨き上げ、手造りの少量生産にこだわり一つ一つ丁寧に仕込んでいます。 近くを流れるピンネシリ山系を源流とした徳富川の伏流水を仕込み水として使用し、地域のテロワールを忠実に表現しています。 日本酒度は+3、酸度は1.4のやや辛口で、辛口ですっきりしており、米の味を十分に引き出した旨味のある純米酒です。 穏やかな上立香で色味はなく、すっきりとした口当たりから軽めの甘さ、米の味わいある純米らしい風味に苦味強めの後口がキリッとした辛口で締めくくります。 冷やで飲むのがおすすめで、焼肉や焼き魚との相性が良いとされています。 地元の開拓精神を銘柄名に掲げた、新十津川町を代表する地酒です。
Kunimare
国稀は日本最北の酒蔵・国稀酒造の代表銘柄です。 暑寒別連峰の清らかな雪解け水を源とする軟水の伏流水を使用しており、これがすっきりと淡麗な飲み口を生み出しています。 酒造好適米の「五百万石」や北海道産の「吟風」など、厳選された良質な米を使用しています。 米の旨みが生きた丸みのある落ち着いた味わいで、辛口でありながらもすっきりとした飲み口、飲み飽きしない柔らかな口当たりが特徴です。 南部杜氏の伝統的な技術を受け継ぎ、昔ながらの製法で丁寧に醸造されています。 特に普通酒の品質に定評があり、純米酒や本醸造酒と同レベルの精米歩合で造られています。 かつてニシン漁で栄えた増毛の歴史と共に歩み、「地の酒」として地元の海の幸に合う酒造りが信条です。 魚介類との相性が抜群で、日本最北の立地を活かした低温長期発酵により雑味のないクリアな味わいを実現しています。
Kamikawataisetsu
上川大雪は上川大雪酒造の看板銘柄で、「飲まさる酒(北海道弁でついつい飲んでしまう酒)」をテーマに掲げた日本酒です。 原料米は北海道産酒造好適米「吟風」「彗星」「きたしずく」の3種類だけを使用し、仕込み水は万年雪を冠する大雪山系の湧水を源流とする酒造りには理想的な約7℃の天然水を使用しています。 すべてのタンクが2500ℓ未満で、タンク一本あたりに使う米は600~750㎏、10㎏ずつ丁寧に米を洗い、ストップウォッチを使って限定吸水し、放冷機は使わず手作業の自然放冷を行います。 麹は全量6~7kg盛りの小さな箱麹造りで、70%の純米から35%の純米大吟醸まで約50本の仕込みを10ヵ月かけて一本一本ほぼ同じペースで仕込みます。 搾ったお酒は全量「生」または「瓶燗」一度火入れで瓶詰され、タンクでの貯蔵は行わず、濾過は最低限のフィルターをかけるだけで活性炭は一切使用しません。 上品な華やかさと低酸の綺麗な味わいをあわせ持った酒質で、米由来の余韻が最後まで持続します。 地元優先で家庭で扱いやすいよう四合瓶中心のラインナップを展開し、小仕込み・高品質の純米酒造りに特化した北海道の地域ブランドです。
Taisetsunokura
大雪乃蔵は合同酒精 旭川工場が醸造する代表銘柄で、大雪山系への敬意を込めて名付けられました。 北海道産酒造好適米「吟風」「彗星」「きたしずく」を100%使用し、大雪山系の万年雪が源流の清冽な伏流水を仕込み水に使用した、北海道の自然の恵みを最大限に活かした日本酒です。 旭川の盆地特有の厳しい冬の寒さを活かした「低温長期発酵」により、香り高くきめ細やかで洗練された味わいを実現しており、淡麗辛口ですっきりとしたキレの良い酒質が特徴です。 純米大吟醸から本醸造まで幅広いラインナップを展開し、北海道産米100%使用にこだわり、伝統的な技術と最新の設備を融合させた徹底した品質管理のもとで安定した高品質の酒造りを行っています。 マスカットや洋梨を思わせる上品なフルーティーな香り、なめらかで繊細な口当たり、米の旨味を感じつつも透明感のある味わいが調和し、白身魚の刺身や寿司など淡白な料理との相性が抜群です。 北海道の豊かな自然、特に米・水・気候という三大要素を最大限に活用した「北海道ならではの地酒」として、地域に根ざした酒造りを体現する銘柄です。
Fuuki
富貴はオエノングループの合同酒精が製造する歴史ある日本酒ブランドです。 灘五郷の伝統的な醸造技法を起源とし、現在は千葉県松戸市で製造されていますが、旭川工場との深い歴史的つながりがあります。 旭川工場は1966年の酒造開始当初、「富貴」ブランド名で原酒を灘西宮工場に供給していた歴史があり、北海道と本州を結ぶ架け橋となった銘柄です。 大雪山系の清冽な軟水と北海道産米を活かした製造ノウハウは、灘の伝統技法と北海道の豊かな自然の融合から生まれました。 純米酒、上撰、辛口など多彩なラインナップを展開し、それぞれが手頃な価格で日常の食卓に寄り添う食中酒として設計されています。 穏やかな香りとバランスの取れた味わい、すっきりとしたキレの良さが特徴で、冷酒から燗まで幅広い温度帯で楽しめます。 庶民的で親しみやすい価格設定ながら、長年培われた醸造技術に支えられた品質を持ち、日常使いに最適なコストパフォーマンスの高さで愛され続けています。
Miyabinouta
雅乃詩は合同酒精旭川工場が製造する芳醇清酒で、アルコール度数14-15%の飲みやすい日本酒です。 旭川工場は自然豊かな旭川市に位置し、米・水・温度という酒造りに必要な三要素に恵まれ、古くから「北の灘」と呼ばれる高品質な酒造りの地です。 大雪山の万年雪が長年かけて届ける地下水と100%北海道産米、特に酒造好適米「吟風」「彗星」を使用しています。
Seishu Hakkeyoi
清酒 はっけよいは合同酒精旭川工場が製造する普通酒で、冷やでも燗でもおいしいすっきりとした味わいが特徴です。 旭川工場は米・水・温度という酒造りの三要素に恵まれ、古くから「北の灘」と呼ばれてきた地で、大雪山系の地下水と100%北海道産米を使用しています。
Oyadama Kitanohomare
親玉 北の誉は合同酒精旭川工場が製造するにごり酒で、にごり酒No.1の売上を誇る銘柄です。 昔ながらのシンプルな味わいが特徴で、丁寧に醸した醪の旨味を活かし、濃厚でどっしりとした味わいながら適度な酸味があります。 全量北海道産米を使用しており、肉料理との相性が良いとされています。
Ureshitanoshiiosake
うれしたのしいお酒は合同酒精が製造する合成清酒で、手頃な価格と軽い味わいが特徴です。 様々な料理との相性が良く、日常的に気軽に楽しめる酒として展開されています。
Genrokubijin
元禄美人は合同酒精旭川工場が製造する合成清酒で、北海道では多くのスーパーで見かける定番商品です。 手頃な価格で夕飯の晩酌に適しており、軽く上品な味わいで冷やでも燗でも飲み飽きない特徴があります。 料理酒としても人気があり、合成清酒部門でNo.1ブランドとして知られています。
Hananotomo
花の友は合同酒精が製造する合成清酒で、1951年に北海道で初めて発売され、1959年に全国発売となった歴史のある製品です。 旭川工場は米・水・温度という酒造りに必要な三要素に恵まれ、古くから「北の灘」と呼ばれてきた高品質な酒造りの地で、北海道での長い販売実績を持つ製品です。
Chikaramasamune
力正宗は合同酒精が販売する合成酒で、元々は東洋醸造の銘柄でしたが現在は合同酒精が取り扱っています。 合同酒精旭川工場は北海道旭川市に位置し、米・水・温度という酒造りの三要素に恵まれた「北の灘」と呼ばれる地域で製品づくりを行っています。
Fuugetsuka
風月歌は合同酒精旭川工場が製造する合成清酒で、熱燗や業務用・飲食店向けとして展開されており、手頃な価格で気軽に楽しめる製品です。 2010年以降、工場で使用する原料米はすべて北海道産米となり、地元産にこだわった製品づくりを実践しています。
Hataage
旗揚げは合同酒精が製造する合成清酒で、食中でも食後でも楽しめるすっきりとした味わいが特徴です。 大雪山系の地下水を使用し、地元産にこだわった製品づくりが行われており、手頃な価格で日常的に楽しめる製品として親しまれています。
Samurai
侍は合同酒精旭川工場が製造する日本酒銘柄で、「北の誉 純米原酒 侍」として720mlボトルで展開されています。 大雪山系の万年雪が長年かけて地下に届けた伏流水を使用し、100%北海道産米、特に酒造好適米「吟風」「彗星」を使用した酒造りを行っています。 伝統的な酒造りの技術と現代的な自動化生産システムを融合させた製品です。
Otokoyama
男山は男山株式会社の代表銘柄で、大雪山の伏流水と清酒醸造に適した気候風土に恵まれた旭川で醸造されています。 1977年に日本酒では世界初となるモンドセレクション金賞を受賞し、以来40年以上にわたり受賞を継続しています。 味の根幹は大雪山から長い時を経て届く清らかな伏流水で、厳選した酒造好適米と合わさってキリっとした辛口淡麗の日本酒が生み出されます。 キレのある淡麗辛口がベースで、雑味のないすっきりとした味わいのなかに米の旨みや華やかな香りがふんわりと感じられます。 舌にしっかりとした米の旨味を感じつつ口当たりはさっぱり軽く、北海道の自然を感じられる味わいが特徴です。 淡麗辛口でスッキリとした味わいのものが多く、料理との相性も抜群で、上品な余韻を楽しめます。 1661年に伊丹で誕生し、江戸幕府の第8代将軍・徳川吉宗の御膳酒になったと伝えられ、1968年に山崎酒造が社名を「男山株式会社」と改称し、木綿屋山本本家の末裔から正統を伝承しました。 歴史ある銘柄の正統を受け継いだ、旭川を代表する日本酒です。
Fukutsukasa
福司は福司酒造の代表銘柄で、港町・釧路で唯一の酒蔵が醸す「釧路の地酒」として市民に深く親しまれています。 「ふくつかさ」の愛称で呼ばれ、地元住民の祝い事から日常の晩酌まで、釧路の生活に欠かせない存在です。 広大な釧路湿原を源流とする鉄分の少ない柔らかな伏流水と、北海道産酒米「吟風」などを使用して醸されています。 すっきりとした口当たりの中に米の柔らかな旨みが広がる淡麗旨口で、釧路港で水揚げされる新鮮な魚介類との相性が抜群です。 サンマ、カニ、昆布など釧路ならではの海の幸と共に楽しまれることを想定した味わい設計で、「地元で獲れた魚と、地元の水で仕込んだ酒を一緒に楽しむ」という地域密着の酒造りが貫かれています。 純米酒、純米吟醸、本醸造など多彩なラインナップを揃え、それぞれが釧路の風土と食文化を体現した味わいを持ちます。 地元の人々と共に歩む姿勢は、「釧路の地酒」として地域に愛され続ける理由となっています。
Kitanokatsu
北の勝は碓氷勝三郎商店が醸す代表銘柄で、日本本土最東端の街・根室で造られる地酒として知られています。 厳しい自然環境で働く根室の漁師たちのために「うまい晩酌酒」であり続けることを目指して醸されており、品質と安定供給が何より重視されています。 味わいは雑味のないクリアな飲み口とキレのある辛口が特徴で、飲み飽きせず毎日の晩酌に最適な設計です。 根室の伏流水を仕込み水に使用し、米の栽培が困難な土地柄のため酒米は本州から厳選して取り寄せています。 年に一度冬に発売される「搾りたて」は、地元住民が長蛇の列を作って買い求める根室の冬の風物詩となっており、地域に深く根ざした銘柄であることを象徴しています。 北の勝は、最東端の酒蔵として根室の厳しくも豊かな風土と漁業文化を背景に、地元の人々と共にある酒造りの姿勢を体現した銘柄です。 サンマ、花咲ガニ、ホッキ貝など根室ならではの海の幸と抜群の相性を持ち、地元の食卓に欠かせない存在として愛され続けています。