大七

大七は宝暦2年(1752年)創業の大七酒造を代表する銘柄で、日本酒の最も正統的な醸造技法である「生酛造り」により全ての商品が醸されています。
「酒は大七、うまさは第一」というキャッチフレーズが示す通り、生酛造りによる豊かで気品ある美酒として270年以上の歴史の中で磨き上げられてきました。
生酛造りは最も手間のかかる伝統的製法ですが、大七酒造は「生酛は古臭い酒ではなく、王道として通用する酒」という信念のもと、その可能性を一貫して追求してきました。
山田錦や五百万石などの酒米を生産者との直接的な関係で厳選管理し、独自開発の「超扁平精米技術」により格段に高い精米効果を実現しています。
伝統的な手作りの技法を守りながらも革新的な技術を取り入れることで、複雑で奥深い味わいと上品な香りが調和した酒質を生み出しています。
純米大吟醸「大七」は2008年北海道洞爺湖サミットの公式晩餐会で乾杯酒に選ばれ、フランスのトップソムリエからは「日本酒のロマネ・コンティ」と称賛されるなど、国際的に最高レベルの評価を受けています。