笹正宗酒造株式会社は文政元年（1818年）に創業した喜多方市の老舗酒蔵で、「ほんものを造る」を社是としています。
過度の近代化・量産化を拒否し、昔ながらの酒造りを貫き、現在は8代目の岩田悠二郎さんが蔵元を務めています。
1977年（昭和52年）より純米酒の製造に取りかかり、福島県はもちろん全国でも早くから純米酒製造・販売に取り組んでおり、今の地酒ブームの口火を切った蔵です。
1979年の東京サミットで当時のアメリカ大統領カーター氏が純米酒を絶賛した逸話は有名で、伝統的な醸造技術と品質への徹底したこだわりを示しています。
純米吟醸を中心に、福乃香、赤磐雄町、広島千本錦など、様々な酒米を使用した個性豊かな日本酒を醸し続けています。