Kintekishuzou
| Name | Kintekishuzou |
|---|---|
| Japanese Name | 金滴酒造 |
| Hiragana | きんてきしゅぞう |
| Address | 北海道 樺戸郡 新十津川町中央71-7 |
| Phone | 0125-76-2341 |
| FAX | 0125-74-4112 |
| Web | http://www.kinteki.co.jp |
金滴酒造は北海道樺戸郡新十津川町に位置する酒造です。奈良県十津川村を襲った大水害を機に北海道へ移住した開拓者たちによって企業の基礎が築かれました。故郷を離れた仲間たちのために厳しい冬の慰めとなる日本酒を造りたいという想いから、地域の有志が出資し合い酒造りが始まり、その歴史は新十津川町の開拓の歴史と深く重なっています。仕込み水には暑寒別連峰に源を発する徳富川の伏流水を使用し、この清冽な軟水がきめ細やかでまろやかな酒質を生み出す源泉となっていま...
金滴酒造は北海道樺戸郡新十津川町に位置する酒造です。奈良県十津川村を襲った大水害を機に北海道へ移住した開拓者たちによって企業の基礎が築かれました。故郷を離れた仲間たちのために厳しい冬の慰めとなる日本酒を造りたいという想いから、地域の有志が出資し合い酒造りが始まり、その歴史は新十津川町の開拓の歴史と深く重なっています。仕込み水には暑寒別連峰に源を発する徳富川の伏流水を使用し、この清冽な軟水がきめ細やかでまろやかな酒質を生み出す源泉となっています。北海道産の酒造好適米「吟風」「彗星」「きたしずく」などを中心に使用し、「地元の米で、地元の酒を」という考えに基づき新十津川町および近隣で契約栽培された米を積極的に採用し、米の生産者との連携を大切にしています。「地産地消」を基本理念に掲げ、北海道の気候風土と食文化に根ざした酒造りを目指しています。杜氏が酒造りを行う蔵としては日本最北に位置し、厳しい寒さを活かした低温長期発酵による丁寧で高品質な酒造りが特徴です。代表銘柄「金滴」には「酒の滴が黄金色に輝き、珠玉のように尊いものであってほしい」という願いが込められており、北海道の食材によく合うすっきりとした飲み口と米の旨味のバランスが取れた淡麗旨口を基本としています。金滴酒造は町の開拓精神の象徴であり、その歴史は町の歴史そのものと不可分です。町で唯一の酒蔵として地域の農業や文化と密接に関わりながら、町民に愛される存在であり続けています。