奈良春日山酒造（旧・八木酒造）は、明治10年創業の歴史ある酒蔵です。2022年12月12日に社名を八木酒造から奈良春日山酒造に変更しました。
蔵の起源は江戸時代以前に遡り、春日原生林の麓の名水の地・清水町で「横田屋」という酒蔵として営まれていました。後に大阪堂島の米商・八木善之助が事業を継承しました。
明治時代から「萬鶴」や「八木政宗」などの銘柄が非常に人気を博し、奈良県内でもトップクラスの生産量を誇っていました。
現在の代表銘柄は「升平」で、日本酒から焼酎、リキュール類まで幅広い商品を製造しています。特に「花札シリーズ」と呼ばれる季節限定酒や、「とろとろの梅酒」などユニークな商品も展開しています。