Imazatoshuzou
| Name | Imazatoshuzou |
|---|---|
| Japanese Name | 今里酒造 |
| Hiragana | いまざとしゅぞう |
| Address | 長崎県 東彼杵郡 波佐見町宿郷596 |
| Phone | 0956-85-2002 |
| FAX | 0956-85-4480 |
| Web | https://rokujuyoshu.com |
今里酒造は、江戸時代の明和9年(1772年)に創業して以来、約250年にわたって波佐見町で酒造りを行ってきた老舗蔵です。蔵の建物のなかで、6棟が国の登録有形文化財となっていて、江戸時代の建造物とされる「店舗及び住宅」「本蔵」「中蔵」のうち、「本蔵」と「中蔵」は創業時期に近い時代に建てられたものと見られています。
波佐見町は、長崎県のほぼ中央に位置し、北東部を佐賀県と接する県境の町です。山に囲まれた静かな盆地で、美しい棚田が広がる地域です。こ...
今里酒造は、江戸時代の明和9年(1772年)に創業して以来、約250年にわたって波佐見町で酒造りを行ってきた老舗蔵です。蔵の建物のなかで、6棟が国の登録有形文化財となっていて、江戸時代の建造物とされる「店舗及び住宅」「本蔵」「中蔵」のうち、「本蔵」と「中蔵」は創業時期に近い時代に建てられたものと見られています。
波佐見町は、長崎県のほぼ中央に位置し、北東部を佐賀県と接する県境の町です。山に囲まれた静かな盆地で、美しい棚田が広がる地域です。この環境は低温での吟醸造りに適しており、今里酒造の酒質を支えています。また、波佐見焼の産地としても有名で、日本酒と陶器という2つの伝統文化が共存する町です。
使用する米は主に地元波佐見町の契約栽培によるもので、「山田錦」「れいほう」などを使用しています。福岡県糸島産の山田錦も使用し、厳選された原料で酒造りを行っています。
代表銘柄「六十餘洲」は、かつて日本が60余りの国に分かれていたことから、日本中の人に飲んでほしいという願いを込めて名付けられました。令和元年(2019年)に開かれた「IWC 2019」では、純米吟醸の部で「六十餘洲 純米吟醸 山田錦」が見事ゴールドメダルを獲得。純米酒の部でも「六十餘洲 純米酒 山田錦」がブロンズメダルに輝いています。さらに、純米大吟醸も銀賞を受賞し、国内外で高い評価を得ています。