河守醸造は1695年創業で、京都府福知山市大江町に所在する歴史ある酒蔵です。福知山市大江町の最後の酒屋として、地域の酒文化を守り続けています。
「つなぐ」を企業理念に掲げ、お酒を通じて人々の結び目となり、大切な歴史をつないでいきたいという思いで経営されています。夫婦で再出発し、歴史を途絶えさせたくないという強い意志のもと事業を継続しています。
主力銘柄「かさ鶴（かさづる）」をはじめ、「大鬼」純米吟醸は平成8年（1996年）に「大江で地酒を造る会」が日本の棚田百選の毛原で栽培した酒米「五百万石」を使用して誕生し、29年間福知山市大江町で愛されている酒銘です。「鬼酒」原酒はアルコール度数19度の力強い原酒でありながら、日本酒度-0.3という穏やかな甘みを持つお酒です。
「繋〜tsunagu〜」大吟醸は企業理念である「つなぐ」を形にした1本で、精米歩合50％の大吟醸として、人と人、過去と未来をつなぐ象徴的な商品となっています。地域の歴史と文化を大切にしながら、現代に合った酒造りを続けている蔵元です。