金升酒造は新発田市に位置し、伝統と社会的責任をバランスよく保ちながら、大学との共同研究により新技術の開発にも積極的に取り組む蔵元です。
特に注目すべきは「AWANAMA」プロジェクトで、新潟薬科大学、金升酒造、新潟県醸造試験場、越後製菓、大日本印刷による産学官連携コンソーシアムにより開発された革新的な製品です。
高圧処理技術により加熱殺菌なしで生酒の鮮度を保ち、常温流通と輸出を可能にした画期的な技術で、DNPの機能性フィルムPETボトルに麻の葉切子模様を施したデザインはイタリアのA' Design Awardを受賞しました。
伝統的な酒造りと最先端技術、デザイン性を融合させ、日本酒の海外展開に新しい可能性を切り拓いています。