Sake Brands
in Toyama

おわら娘は八尾町の伝統行事「おわら風の盆」にちなんで命名された、玉旭酒造を代表する銘柄です。 大吟醸版は200年の伝統技術で醸した優美な香りとなめらかな旨味が特徴で、本醸造版は旨味とコクを軽快な辛口に仕上げた様々な温度帯で楽しめる酒として展開されています。 代表的な商品には「おわら娘 大吟醸」「おわら娘 上撰本醸造」、限定大吟醸の「風の盆恋唄」（山田錦35%精米）があり、それぞれ異なる個性を持ちます。 全ての酒に富山県産米を使用し、一本一本手作業で丁寧に醸造することにこだわり、地元の文化と深く結びついた酒造りを実践しています。 毎年20万人が訪れる「おわら風の盆」の地で約200年の歴史を持つ蔵元が醸す、八尾の文化と伝統を酒に表現した代表的な銘柄です。

風の盆は八尾町の伝統行事「おわら風の盆」にちなんで命名された、福鶴酒造を代表する銘柄です。 1981年に発売した「純米酒 風の盆」は、農薬・化学肥料を一切使用しない有機JAS認証米で醸した先駆的な取り組みとして知られており、有機JAS認証のコシヒカリ100%を使用した環境配慮型酒造りを実践しています。 純米酒、純米吟醸、吟醸、大吟醸、特別本醸造と幅広いラインナップを展開し、八尾の伝統文化と環境に優しい酒造りを体現しています。 毎年9月1日～3日に開催される「おわら風の盆」では、人口2,000人余りの町に約20万人の観光客が訪れる一大行事の地で醸され、地域の祭りと酒造りが深く結びついた銘柄として、八尾の文化を全国に発信しています。 有機農法による環境に優しい酒造りの先駆者として、富山の伝統文化と持続可能な酒造りを融合させた代表的な銘柄です。

よしのともは「吉乃友」をひらがなで表記した銘柄で、「吉」は蔵元である吉田家の「吉」より、「友」は酒を酌み交わす友を意味しています。 富山県で唯一、仕込むお酒が純米酒のみという純米酒専門蔵のこだわりを体現し、「もう一度飲みたくなる乙（おつ）な地酒」をモットーとして醸されています。 純米酒100%の蔵ならではのこだわりと辛口でキレのある味わい、富山県産米と立山連峰の伏流水による地域性が特徴です。 代表的な商品には、山田錦を40％まで磨き長期低温醗酵でゆっくりと仕上げた「よしのとも 純米大吟醸」、富山県魚津市のリンゴ花酵母使用の「純米大吟醸 吉田屋長八」、スタンダードな「よしのとも 純」、高級ラインの「后(kisaki)シリーズ」があります。 昭和40年代より他社に先がけて純米酒の製造を開始した先駆的な蔵元が、純米・辛口にこだわりながらも多様な個性を持つ銘柄を展開しています。