長老酒造は京丹波町にある唯一の造り酒屋として、長老岳の麓で高品質な地酒を製造する酒蔵です。
工程を省くことなく創業以来の製法を守り続けており、ほとんどの工程が杜氏や蔵人の手作業で行われています。
伝統の但馬流仕込で手造りの清酒を造り続け、徹底した品質管理のもと製造から出荷まで一貫して同じ人間が携わるのが特徴です。
酒米には五百万石・京の輝きを主に使用し、米はすべて京都府産にこだわり、現在は京丹波町産100％の米を使用した銘柄も発売しています。
仕込み水には硬水と軟水の中間にあたる中硬水の地下水を使用し、加工米ではなく良質な米を使用し、搾りの浅さと、よい米、よい水、手作業にこだわった酒造りを行っています。
蔵の目指す酒質は「きれいな酒」で、雑味がなくなめらかな一方で、味気と香りを失わないバランス感覚を感じる、透明感のある酒が特徴です。