和歌山県の日本酒銘柄一覧
よろこびの酒
よろこびのさけよろこびの酒は初光酒造の主力銘柄で、祝い事や喜びの席に相応しい酒として醸されています。 紀の川市貴志川町の温暖な気候と紀の川の恵みを受けた地域で造られ、地元の祝いの席や慶事に欠かせない存在として親しまれています。 喜びを分かち合う酒として、その名の通り人々の喜びの場面を彩る銘柄です。
おめでとう
おめでとう ECおめでとうは初光酒造が醸す慶事向けの銘柄で、祝い事や記念日など特別な日に相応しい酒として造られています。 その名前が示す通り、お祝いの気持ちを込めて贈られる酒として、結婚式や出産祝い、長寿の祝いなど様々な慶事の場面で親しまれています。
紀の川
きのかわ紀の川は中尾酒造店が醸す銘柄で、紀州和歌山を代表する河川・紀の川にちなんで命名されています。 高野山系の伏流水を使用し、五百万石や日本晴などの原料米で丁寧に仕込まれ、ふくらみ、こく、きれ、さばけの良さを合わせもつ上品な味わいが特徴です。 吟醸酒や純米酒などのラインナップがあり、紀州の風土と伝統が育んだ地酒として親しまれています。
夢いっぱい
ゆめいっぱい夢いっぱいは通宝酒造が醸す銘柄で、「純米秘蔵古酒 紀州夢いっぱい」として知られています。 純米酒で精米歩合60%、山田錦を使用し、熟成させた古酒としての深みと複雑な味わいが特徴です。 紀州の風土が育んだ米と水で醸され、時間をかけて熟成させることで生まれる奥深い味わいを楽しめる銘柄です。
通宝
つうほう通宝は蔵元名を冠した銘柄で、通宝酒造の酒造りの理念を体現した地酒です。 海南市野上地区の醸造の伝統を受け継ぎながら、地域に根ざした酒造りを続けています。
和歌鶴
わかつる和歌鶴は平和酒造が醸す伝統的な銘柄で、和歌山の地酒として長く親しまれてきました。 海南市溝ノ口の盆地特有の寒暖差と高野山伏流水を活かした酒造りにより、和歌山の風土を表現した味わいが特徴です。
紀風
きふう EC紀風は平和酒造が醸す銘柄で、紀州の風土を表現した地酒です。 溝ノ口の豊かな自然環境と高野山伏流水を活かし、紀州らしい味わいを追求した銘柄として親しまれています。
紀美野
きみの紀美野は平和酒造が醸す銘柄で、紀州の美しい自然を表現した地酒です。 海南市溝ノ口の四方を山に囲まれた盆地の環境と高野山伏流水を活かした酒造りにより、紀州の風土が育んだ味わいが特徴です。
紀土 KID
きっど EC紀土(KID)は平和酒造の代表銘柄で、「紀州の風土」と子供のように自由に天真爛漫に育てたいという意味が込められています。 現社長の山本典正氏が高品質路線への転換を図り、3年の試行錯誤を経て開発した銘柄で、まろやかでフルーティーな味わいが特徴です。 IWC2020 SAKE部門で「紀土 無量山 純米吟醸」が最優秀賞「チャンピオン・サケ」に選ばれ、同時に酒蔵として「サケ・ブリュワリー・オブ・ザ・イヤー」にも選出され、初の2冠という栄誉を獲得しました。 溝ノ口の盆地特有の朝夕の厳しい冷え込みと高野山伏流水を活かした酒造りにより、若い飲み手とともに成長し続ける銘柄として国内外で高く評価されています。
熊野路
くまのじ熊野路は天長島村酒造が醸す銘柄で、世界遺産・熊野古道をイメージした地酒です。 和歌山の誇る世界遺産と歴史ある蔵元の技術が融合し、熊野の風土を表現した味わいが特徴です。
天長
てんちょう天長は天長島村酒造の主銘柄で、老子第七章「天長地久(天は長く地は久し)」に由来し、朝香宮鳩彦王より正式に命名されました。 毎年新春には約半世紀に渡り清酒「天長」「純吟」を皇室に献上しており、和歌山県で唯一この特別許可を得ている格式高い銘柄です。 皇室献上酒としての品質と伝統を守り続けています。
吉宗
よしむね吉宗は天長島村酒造が醸す銘柄で、紀州が生んだ名将軍・徳川吉宗公にあやかって命名されました。 吉宗公は酒を大変好み、質素な食事の中にも毎晩晩酌を欠かさなかったと伝えられています。 燗でも冷でも飲みやすく、飲み飽きしないすっきりとしたやや辛口の本醸造酒で、地元和歌山で幅広く親しまれています。
高野山
こうやさん高野山は天長島村酒造が醸す銘柄で、世界遺産・高野山の名を冠した地酒です。 紀州を代表する霊場・高野山の歴史と伝統を表現し、和歌山の誇りを込めて醸されています。
世界一統
せかいいっとう EC熊楠
くまぐす EC熊楠は世界一統が誇る代表銘柄で、世界的な博物学者・南方熊楠の名を冠した日本酒です。 南方熊楠は粘菌研究、民俗学、宗教学など多岐にわたる分野で卓越した業績を残し、"歩く百科事典"と称された知の巨人です。この銘柄名には、熊楠の知的遺産と探求心、そして生家である南方家・世界一統の歴史への敬意が込められています。 熊楠が幼少期を過ごした蔵で醸される酒として、その多様性と深みを表現した味わい設計が特徴です。紀州の豊かな自然が育んだ水と米を用い、伝統的な手法で丁寧に醸されています。 口に含むと米の旨味がふくらみ、穏やかな香りと調和のとれた酸味が全体をまとめます。後味はすっきりとキレがよく、食事との相性も良好です。 田辺市という熊野古道の玄関口に位置する蔵元ならではの、地域の歴史と文化を体現する銘柄として、地元だけでなく広く愛されています。
風雲剣鬼伝 新陰十兵衛
しんかげじゅうべえ紀州五十五万石
きしゅうごじゅうごまんごく EC南方
みなかた EC南方は世界一統が醸す銘柄で、南方家の名を冠した日本酒です。 南方家は代々酒造業を営んできた田辺市の旧家で、世界的な博物学者・南方熊楠を輩出した名門として知られています。この銘柄名には、南方家の歴史と伝統、そして地域への誇りが込められています。 紀州の風土を活かした酒造りを基本とし、地元の水と米を用いて伝統的な手法で醸されています。穏やかで飲みやすい味わいが特徴で、地元の食文化に寄り添う酒質を目指しています。 口当たりは柔らかく、米の旨味と穏やかな酸味が調和し、後味はすっきりとキレが良い仕上がりです。日常の食事に合わせやすく、幅広い料理との相性が良好です。 田辺市の歴史と文化を背景に持つ銘柄として、地域に根ざした酒造りの理念が表現されています。