Gekkeikan
| Name | Gekkeikan |
|---|---|
| Japanese Name | 月桂冠 |
| Hiragana | げっけいかん |
| Address | 京都府 京都市伏見区 南浜町247 |
| Phone | 075-623-2105 |
| FAX | 075-623-2048 |
| Web | https://www.gekkeikan.co.jp |
月桂冠は寛永14年(1637年)に初代大倉治右衛門が笠置屋として創業した、日本最大級の酒造メーカーです。創業者の出身地である現在の京都府相楽郡笠置町から屋号を取りました。「月桂冠」の社名は西洋の勝利と栄光の象徴である月桂冠に由来し、1987年に会社名となりました。
明治38年(1905年)に11代大倉恒吉が「月桂冠」を商標として採用し、明治42年(1909年)には酒造メーカー初の研究所となる大倉酒研究所を設立、科学技術を酒造りに導入し品質向...
月桂冠は寛永14年(1637年)に初代大倉治右衛門が笠置屋として創業した、日本最大級の酒造メーカーです。創業者の出身地である現在の京都府相楽郡笠置町から屋号を取りました。「月桂冠」の社名は西洋の勝利と栄光の象徴である月桂冠に由来し、1987年に会社名となりました。
明治38年(1905年)に11代大倉恒吉が「月桂冠」を商標として採用し、明治42年(1909年)には酒造メーカー初の研究所となる大倉酒研究所を設立、科学技術を酒造りに導入し品質向上を実現しました。明治43年(1910年)には駅売り用のコップ付き酒を鉄道で採用され、月桂冠の名を全国に広めました。
伏見は「伏水」とも書かれたほど良質な地下水に恵まれ、カリウムとカルシウムをバランスよく含む中硬水は酒造りに最適な条件を満たしています。この水により繊細でまろやかな味わい、なめらかな口当たりの「女酒」と呼ばれる酒質を生み出しています。
昭和36年(1961年)に日本初の四季醸造システムを備えた酒蔵を完成させ、年間を通じた酒造りを可能にしました。京都の名門企業として、創業200年以上、家族経営、良好な経営実績を条件とする国際組織「エノキアン協会」のメンバーでもあり、日本からは月桂冠、法師、虎屋、岡谷鋼機、赤福が加盟しています。
月桂冠大倉記念館を運営し、伏見の酒造りの歴史と日本酒を分かりやすく紹介、年間数十万人の国内外からの訪問者を迎えています。2024年2月には明治42年建造の瓶詰工場を改装してリニューアルオープンしました。
数十年にわたり日本酒製造メーカーのトップの座を維持し(2002年に白鶴酒造に首位を譲る)、伏見には生産量1万石を超える大規模蔵が多く立地しています。370年以上の伝統と継続的な革新を組み合わせ、日本最大級かつ最も歴史ある酒蔵の一つとして確立しています。