Mansakunohana

まんさくの花は1981年のNHK連続テレビ小説『まんさくの花』をきっかけに誕生し、現在では日の丸醸造の売り上げの9割を占める主力銘柄です。
最大の特徴は、多様な酒米と酵母の組み合わせによる豊富なバリエーションで、酒米14種類、酵母14種類を使用し、月ごとに新しい日本酒を醸造することで、毎年50種類以上の日本酒を提供し、全国屈指のバリエーションを誇ります。
低温瓶貯蔵による品質管理も大きな特徴で、完成したお酒は生の状態で瓶詰を行い、打栓をして火入れ処理をしてから冷蔵庫で貯蔵し、1年以上寝かせることで上品な風合いを生み出しています。
味わいは柔らかな軟水で醸しだされ、まろやかで優しい風合いを持ちます。低温瓶貯蔵による熟成が旨味のある深い味わいと透明感を兼ね備えた美味しさの秘訣となっています。
純米大吟醸では山田錦を45%まで磨き、馥郁とした香りと米の旨みが調和し、ふくよかな芳香とフレッシュな白桃の甘酸っぱさを感じさせる豊潤な味わいで、口当たり柔らかな甘さはまるでメロンのような甘みで上品さを感じさせ、程よい酸味に軽い苦味が加わり優しい後口を演出します。
多様な味わいのバリエーション、低温瓶貯蔵による品質管理、そして常に進化し続ける姿勢により、まんさくの花は秋田を代表する銘柄として全国の日本酒ファンに愛されています。