平和酒造は海南市溝ノ口に位置し、四方を山に囲まれた盆地で朝夕の厳しい冷え込みと高野山伏流水である豊富な井戸水に恵まれ、酒造りに必要な稲作・気温・水の3条件が揃った理想的な土地で酒造りを行っています。
江戸時代からの谷口酒造から婿養子として山本家を継いだ山本保氏により創業され、第二次世界大戦中の休業を経て、二代目・山本保正氏が「平和な時代に酒造りをする」という想いを国会で語り拍手を浴びたエピソードから「平和」の名が付けられました。
現社長の山本典正氏は東京のベンチャー企業から帰郷し、高品質路線へ転換して「紀土」を開発しました。
全国約1,400の酒蔵の中で珍しく大学新卒を採用し、社員17名の平均年齢は31歳と若く、通年雇用を実施しており、日本酒だけでなくリキュール「鶴梅」やクラフトビール「平和クラフト」も展開しています。